DMM英会話の講師は、60か国から3000人もいるという事です。
他のオンライン英会話では、フィリピン講師に限定している所もあります。
フィリピンは英語が公用語になっているので、普段、生活で英語が使われています。それで質の高い英語が安い費用で学べるというわけです。
一方、DMM英会話の場合、普段日常で英語を使っていない国の講師も多いです。だから、他のオンライン英会話の方が良いのではないか? そう思う人もいるでしょう。
実際に受講してみて、そこの所どうなのか? 最近、良く分かって来ましたヨ。
日常的に英語を使っているし、安いというメリット以外にも、フィリピン講師が優れている所があります。特筆すべきは、総じてテンションが高い点と真面目な気質です。
でも、弱点もあります。実際にフィリピン講師から英会話のオンラインレッスンを受けてみて、私はその弱点をとても残念に思うのでした。特に私が感じるフィリピン講師の弱点は下記の4つです。
フィリピンには寒い冬がない
私が、wood stove と言っても、何を言っているのか理解してくれたフィリピン講師は少なかったです。
フィリピンは常夏ですからね、無理もないことです。冬のフレーズや単語をフィリピン講師から習うのは難しい所がありそうです。
一方、ヨーロッパはかなり冬は厳しいです。セルビア講師ニーナの話では、セルビアの冬は-25度位まで気温が下がるそうです。
雪や暖房、光熱費 等が出て来るテキストをやる際には、冬厳しい国の講師の方が話題が豊富です。
フィリピン講師はトラベル英会話には向いていない
英会話を習う目的がトラベル英会話を習いたいという日本人は多いと思います。実は私もそうで、英語を話せる様になって外国旅行をもっと楽しめる様になりたいと思っています。
トラベル英会話では、空港や飛行機の中、免税店等のシーンでの英会話はとても重要です。でも、実際にレッスンを受けってみると、フィリピン講師はこの様なシーンはあまり得意ではない印象を受けます。
フィリピン人の所得水準からすると、フィリピン講師は必ずしも海外旅行をしたことがあるわけではないみたいです。
フィリピンも日本同様、海に囲まれているので、外国に行くには飛行機か船かという事になります。
一方、ヨーロッパの場合、陸続きで外国に行けるので、外国旅行に行った事がないヨーロッパの講師に出合った事がありません。
但し、飛行機に乗った事がある講師はそれ程多くない様です。ヨーロッパの場合は電車かバスで外国に行くことが多い様です。
電車に乗るシーンの英会話でも、ヨーロッパ講師の方が知識があります。フィリピンではマニラに電車があるだけだそうです。だから電車に乗った事が無いフィリピン講師も多いですね。
私たちが普通に利用しているクレジットカードだって、フィリピンではあまり利用されていない様です。
海外旅行にまつわる英語を習うには、60か国、3000人の講師がいるDMM英会話の方が断然、利点があると思います。
意外と親しくなり難いフィリピン講師
私たちは英会話の習得が目的でオンライン英会話を習うのですが、実際、レッスンを受けてみるとそればかりではないのに気づきます。
講師とのおしゃべりを楽しみたいという気持ちが大きいです。ところが、私の場合、友達の様に親しくなれるフィリピン講師は他の国の講師に比べて少ないです。
理由はフィリピン講師は真面目過ぎるからだと思います。
テキストから逸脱してしまったり、時間内に先に進まなくとも、話が盛り上がった方が良いと思う受講生もいるのですが ・・・
フィリピン講師にはホスピタリティーがあるのですが、友達感覚にはなり難いですね。ホテルのスタッフに似ている感じです。
DMM英会話には東ヨーロッパの講師も多くいます。特徴としては比較的親しさを感じ易い講師が多い気がします。私は結構、レッスンを楽しみにしています。
そういう意味では、60か国、3000人の講師がいるDMM英会話は楽しめると思います。
ネット回線が遅いフィリピン
オンライン英会話によっては、フィリピン講師が100%在宅でSkypeを使ってレクチャする体制をとっている所があります。でも、それはあまり良くないと思います。
実際にレッスンを受けると分かるのですが、フィリピンのネット環境はあまり良くないです。ネット回線が遅いです。
- 画像が荒い
- 画像のコマ落ちがある
- 音声が途切れる
- 音声が時々小さくなる
- 通信自体が切れてしまう
こういった現象になる場合もあります。
DMM英会話ではフィリピンにオフィスを構え、そこから講師がレッスンを行う様にしているのも、安定した回線環境を用意する為ではないでしょうか?
実際レッスンを受けてみると、フィリピンよりも他の国の講師の方が概ね、ネット回線が良いと実感します。
DMM英会話にも改善して欲しいと思う所は沢山あります。
でも、60か国の講師がいるという点においては、受講生にとって選択肢があるのでレッスンを続けやすいと私は感じています。
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