英語を教えるのは、2年程と言っていましたが、フィリピン講師のケンの教え方はとても上手です。ベテランの域に入っているものでした。

後で教えてくれたのですが、ケンは25歳なのですって。しっかりしているので、もっと上の年齢に思えました。


日本人からすると、ケンって男性の様な名前ですね。
ケンは、他にもコールセンターの仕事を3年ほどやっているとの事です。

ケンは映画を見るのが好きで、私に日本語の字幕なしで英語の映画をみる様、勧めて来ましたが ・・・

弱気な私に、

You can do it.

と励ましてくれました。


始めっからケンは明るくテンションが高いので、私は自己紹介の時に試しにジョークを言ってみました。

Am I younger than you ?

と言ったのですが、この日本のボケはあまり面白くありませんでした。自分で言っていても、今一つに感じましたね。でもしっかり、ケンは返してくれたので、ドッチラケにはなりませんでした。助かりました。

日本のボケは言い方をよく考えないと、シラ━━(*´_'*)━━ としてしまいます。ちょっとあぶないです。


ケンが話をし易いので、私は気を良くして、趣味である薪ストーブの話をしたのでした。でも、フィリピンは常夏の国なので、全然ピンっと来ない様でした。

一体全体どういった物なのか分からないといった反応です。私は不発弾を2発打ってしまったのでした。
n(;´゚A゚`)n<シラケ)









流石に今回は前もってどの教材をやるのか決めて置きました。
無駄な時間をかけずに、速やかに、Lesson3 の Job (Occupation) を指定しました。それでも、教材を開いた頃には、既に9分を過ぎていました。

ケンはいきなり、

What is your job?

って質問して来ました。自分の仕事や職業を説明するのは意外と難しいものです。しどろもどろな英語になってしまいました。

It's difficult to explain my job . But ・・・

図らずしも、こう言いながら、

なんて言ってらいいのか?

頭の中ではフル回転で言葉を探したのですが、こういう言葉をつなぐフレーズというのがとても大切なのですね。

黙って考えていると、相手に余計な不安を与えてしまいます。今回、difficult と言ったので、ケンは突っ込み具合を加減してくれたのではないかと思います。


回答に時間がかかりそうです。

・・・ といったニュアンスを伝えるのは、会話をする上で大切かもしれません。




DMM英会話の場合、レッスンが終わった後、レッスンノートというレッスンの履歴を講師が記してくれます。その中にメッセージ欄があり、多くは講師の感想や評価が記されます。

ケンのメッセージの冒頭は下の様になっていました。

That was a very impressive job you did today.
You were able to pronounce words correctly and even created correct sentences, amazing!



全然、正しくなんて出来ていなかったのですが、それでも褒めてくれると嬉しいものです。

英語の勉強って続けるのが難しいですが、こうした励ましがあるとちょっと違ってきますね。ハイテンションのケンのおかげで今回のレッスンは英語以外な事柄も学ぶ事ができました。